2020.06.12 カテゴリー:

今回紹介させていただくのは、折れ鍵抜きです。
どんな鍵にも折れてしまう可能性はあるのですが、特に鍵の左右両方がギザギザになっていて、
しかもそのギザギザが深くて左右対称の場合、折れてしまう確率が上がってしまいます。
例えばこんな鍵。

左右ギザギザでも非対称なら折れてしまう確率は下がります。
それがこちら。

今回は左右対称のギザギザ鍵が錠の中で折れてしまって取り出せないという案件です。

この下側の錠に折れた鍵が詰まっています。

折れた鍵が見える場所にある場合は、このまま鍵穴から作業をすることもあるのですが、
今回は無理ですので一度取り外します。
この案件は、運良く解錠はできていますので、すぐ作業に取りかかれます。
もし解錠できていないのならば、解錠費用も発生してしまうところでした。

さて、ドアから取り外して、

分解します(画像は加工してあります)。もっとバラバラにしますよ。

それからシリンダーから鍵を取り出します。
取り出した鍵がこちらです。

ねっ、左右対称の鍵でしょう。しかも一番くびれているところで折れています。

このあとは分解した錠を組み立てて、ドアに再設置して完了です。

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