2020.05.12 カテゴリー:

玄関錠のシリンダー交換について紹介いたします。

今回作業させていただいたのは、こちら

スウェーデンの錠メーカー「ASSA ABLOY(アッサ・アブロイ)」のスカンジナビアオーバルというタイプのシリンダーです。
輸入住宅の玄関扉、「SWEDOOR(スウェドア)」などに使用されていることが多いです。
こちらのシリンダー20数年ご利用いただいているそうで、定期的にご自身でメンテナンスされていらっしゃいましたが、最近動きが悪くなってきたので交換されたいとのことでした。

さて、交換いたします。シリンダーを取り外して・・・

こちらを取り付けます。

今回取り付けさせていただいたのは、「フキ」という国内メーカーのもので
ティアキーというシリーズのスカンジナビアオーバル対応シリンダーです。
ディンプルキーですので、防犯性能もばっちりアップしています。
作業時間は20分ほどです。

ちなみにですが、鍵穴から錠の中に入り込んでしまった小さな埃や黄砂、雨や雪などは、毎日の鍵の抜き差しで錠の奥へ奥へと押し込められます。押し込められた埃は錠の中に溜まって固まる一方で外に出てくることはありません。
長年使われている錠は内部のパーツの動きが悪くなって、鍵の抜き差しや回転に不具合が生じてしまいます。本来は2~3歳のお子さまの力で難なく鍵が回るのが正しい錠の状態です。
鍵穴用の潤滑剤を注入することにより、一時的に改善しますが、根本的な解決には専門家による分解清掃やシリンダーの交換が必要となります。

皆さま、鍵を回すとき、グッと力を入れないといけない状態になっていませんか?
そんな時はまず「鍵穴用の潤滑剤(ホームセンターで取り扱っています。弊社にもございます)」を注入してみてください。この時、間違ってもCR○-556は使わないでください。これは錆び落としで、錠に必要な油分も全部洗い流してしまうため、かえってギスギスになってしまうからです。

それでもダメならぜひ弊社までご連絡ください。
お問い合わせは、お気軽にお電話ください。

 

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