今回紹介させていただくのは、折れ鍵抜きです。
どんな鍵にも折れてしまう可能性はあるのですが、特に鍵の左右両方がギザギザになっていて、
しかもそのギザギザが深くて左右対称の場合、折れてしまう確率が上がってしまいます。
例えばこんな鍵。
左右ギザギザでも非対称なら折れてしまう確率は下がります。
それがこちら。
今回は左右対称のギザギザ鍵が錠の中で折れてしまって取り出せないという案件です。
この下側の錠に折れた鍵が詰まっています。
折れた鍵が見える場所にある場合は、このまま鍵穴から作業をすることもあるのですが、
今回は無理ですので一度取り外します。
この案件は、運良く解錠はできていますので、すぐ作業に取りかかれます。
もし解錠できていないのならば、解錠費用も発生してしまうところでした。
さて、ドアから取り外して、
分解します(画像は加工してあります)。もっとバラバラにしますよ。
それからシリンダーから鍵を取り出します。
取り出した鍵がこちらです。
ねっ、左右対称の鍵でしょう。しかも一番くびれているところで折れています。
このあとは分解した錠を組み立てて、ドアに再設置して完了です。
今回紹介させていただくのはこちらのタイプ。
ゴールのピンシリンダーです。
こちらもいつも通り解錠です。
サムターンは一般的なタイプ。作業時間は8分ほどでした。
今回は錠交換の紹介です。
施工前はこんな感じです。
もともとは上側の鍵と対になったサムラッチ錠が付いていたらしいのですが、事情があり下側だけ錠を交換して使用していたそうですが、今回は上下ともに交換します。
上側と下側それぞれの鍵が必要でしたので利便性が悪かったのではないかと推察します。
まずは全部取り外します。
そして塞いであった切り欠き穴を復活させます。
そして新しい錠ケースを取り付けて(写真忘れました)から
新しいサムラッチ錠と室内側玉座、上側の補助錠を取り付けます。
今回取り付けたのはアルファというメーカーのサムラッチ錠です。
これは室外側からは解錠後ベロを親指で押し下げて操作します(だからthumb latch錠)。室内側は握り玉です。
ご依頼者様には1本の鍵で上下2箇所とも施解錠できる利便性はもちろんのこと、重厚感ある色味(このサムラッチ錠はこの色しか取り扱いがありません)をお気に入りいただきました。ドアの交換も考えられていたそうで、錠のみの交換でプチリフォームできたとお喜びいただきました。
今回紹介させていただくのはこちら。
オプナスというメーカーのシンダーです。
こちらも10分ほどで解錠いたしました。
サムターンは一般的なタイプでした。